レーザー料金は安いほどいいのか

クリニックやタトゥー除去サロンが独自の料金設定をしています。
治療の詳細まで事細かに比較することが困難なため、どうしても単純に1回照射あたりの治療費を比較してしまいがちなのはやむをえないところです。

しかし果たして照射料金が安いほうが受ける側にとってオトクで良心的なのでしょうか?
結論から言うとノーです。

一般論ですが、

照射出力が強くしっかり照射すればするほど皮膚ダメージは強く照射後の処置が大変で治療間隔も空けることになりますし受ける側も照射部分が落ち着くまで大変です。

照射出力をそこそこに落とせば照射直後の皮膚ダメージは浅く、創部の処置は容易で痛みも少なく受けるほうも相対的には楽です。

当然弱い出力で多くの回数を照射したほうがクリニック的には手間がかからず利益が出ることになりますが反対に受ける側にしてみればトータルの治療費はかさみます。

さらにここに照射レーザーの性能というファクターも加わります。
現在日本で使用されているタトゥーレーザー(QスイッチYAGレーザー)のトップクラスのレーザーなら大きな差はないでしょう。すなわち

メドライトC6(メドライトC3は旧型で弱くガウシアンなので現在では性能的に劣ります
コスジェットTR
ルートロニックVRM3
ルートロニックスペクトラ

ならばスペック的に似たようなものです。逆にいえばこれ以外では一世代前ではベストであったかもしれませんが、現時点では陳腐化しているためベストとは言えないでしょう。

これら以外のレーザーで強く照射しても(といっても1000mJの照射は他レーザーでは出来ないが)
皮膚ダメージが強まるばかりで照射効果が落ちますし、前述のレーザーを使用しても弱く照射したのでは最短ではとれません。

また、照射中に非接触でがっちり冷却できる冷却マシンがあるかないかでも照射効率が大きく変わります。

加えて照射後のスキンケアの問題も加わります。如何に照射後の皮膚を色素沈着を最小限にしてリカバリーさせるか。これはクリニックなりにノウハウがあるものでしょう。

上述のようにいくつかのファクターが総体となった結果の治療費ということになります。
ですから単純な照射料金の比較はすべきではないでしょう。

 

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