よくある質問

レーザーの場合、除去費用はどれぐらいかかりますか?
除去部分の縦幅と横幅(cm)を足して2で割った数値が概算の費用(万円)です。
基本的な費用はすべて含まれますが、内服薬と色素沈着防止用の外用薬は費用がかかります。
2回目以降は通常は初回よりも安くなります。


レーザーの場合、何回ぐらいで消えますか?
まず、目標をどこに置くのかでかなり話が変わります。また、どれぐらい治療期間があるのかにもかかわります。
一般論ですが、薄めのイレズミの場合、1回照射のみでも時間をおけば相当に薄くなる場合があるので、人によってはそこがゴールになるかもしれません。

濃い目のものは複数回の照射が必要です。
さらに大きな要素があり、それはレーザーの性能です。
基本的なレーザー性能が大きく除去効果に関わってきます。大きな出力をゆとりを持って出せることが皮膚ダメージを最小限に抑えて深部の色素を除去する最大のキーとなります。それから安定した出力とビームプロファイル、ヘルツが重要です。これは軽自動車とポルシェ位に関係してきます。
ですからあるクリニック(サロン?)では10回かかっても得られない除去結果を適切な1回照射で軽く凌駕することが当然起こります。
まとめると

1)目標のゴール設定
2)タトゥーの色素の性状
3)照射レーザーの性能と照射方法・照射後の処置
4)照射回数・間隔
5)御本人の生活習慣(UVケア、物理的刺激、喫煙の習慣etc)

などの因子で「消える照射回数」は変わります。


手術の場合、除去費用はどれぐらいかかりますか?
手術可能なタトゥーについての話ですが、最終的な切除線(cm)x1.2-2.0程度が目安です。
但し切除が容易な部位と困難な部位がありますし、切除が容易な絵柄と複雑な絵柄もありますので総合的な判断となります。
一般に体幹部は容易、四肢は困難です。
四肢でも四肢に対して長軸方向に細長いものは容易、横軸方向に長いものは困難です。
四肢でも体幹部に近位程容易、遠位程(離れるほど)困難です。
つまり前腕と上腕では上腕の方が容易、前腕の方が困難です。
大腿と下腿では大腿の方が容易、下腿の方が困難です。
四肢でも上肢の方が容易、下肢の方が困難です。
体幹部では細長く細かな枝葉のない絵柄ほど容易、正円形に集約していながら放射状のものほど困難です。


レーザーと手術とどちらが良いですか?
黒単色で淡いものはレーザーが第一選択だと思います。
反対に多色のものは手術も考慮する必要があります。
広範囲で多色のものはドナー部分を置かない分層植皮(酵素処理による表皮移植)を第一にご提案します。


宮崎I法とはなんですか?
複数回切除が必要なタトゥーに対して、まずは一度切除縫合の手術を行いますが、この際、皮下に水平マットレス縫合を置く方法です。メリットは
1)切除範囲を広くとれる。
2)縫合部分の負担を減らせるので創部の離解等のリスクを減らせる。
3)早期の周囲健常皮膚伸展を促すことができる。
単純切除縫合法ならば3〜4回の切除を必要とする範囲でも2回の切除で終了させることが可能です。


宮崎II法とはなんですか?
手術に先駆けて予めイレズミの周辺に特別な方法で糸を掛け、健常皮膚を伸展させる方法です。
メリットは
1)簡単な処置で組織伸展が図れるため手術回数を減らすことができる。
2)手術費用を減らすことができる。


分層植皮とはなんですか?
全層(表皮+真皮)に対しての分層(表皮+真皮の上層)です。
タトゥー部分とは別に採皮部(健常部分)から分層で皮膚を採取して除去したタトゥー部分に植皮したり(一般的な分層植皮)、タトゥー部分の色素に染まっていない表皮を生かして、この色素のない表皮を除去したタトゥー部分に植皮すること(酵素処理による表皮移植)です。
前者の場合は新たな採皮部が形成されるのでその部分の傷が増えますし処置も必要です。
後者のようなことが可能な理由は、タトゥーの色素の分布として、真皮には色素があるがその表面の表皮には色素がないためです。
後者は捨ててしまうタトゥー部分の表皮を生かして植皮する分層植皮であり、新たな採皮創が出来ない大きなメリットがあります。皮膚の質感はよくありませんが、なんといっても正常な皮膚にメスをいれることなく除去するはずの皮膚のみでことが足りてしまう点は大きなメリットです。但し特殊な技術と高価な器具と経験が必要となります。
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